
株式会社DSIは、2001年に創立してから8年目を迎えました。これまで当社は、CAD、GISを中心とした総合的データ構築サービスをベトナムの人的資源を活用して提供して参りました。2007年には、IT開発を専門とする現地法人を設立し、ベトナムの人的資源の活用を積極的に展開しています。また、2009年からは、これまでのベトナムでの事業経験をもとに、ベトナムのビジネスに関する情報提供からさまざまな事業支援までと、サービスを拡大していきます。
近年、国内では団塊世代が定年退職を迎え、職場で中枢を担ってきた働き手が大量に失われたことで、今後の長期的な労働力不足への懸念が強まりました。
また、世界に目を転じますと、2008年は金融危機に端を発し、世界経済が最悪の状況に直面しました。2009年に入っても状況に大きな変化は見られず、日本では多くの企業が固定経費の削減を強いられているのが現状です。
さらに、いま日本は、少子高齢化という深刻な課題を抱えています。雇用問題が社会問題化している一方、国の発展を担う、エネルギッシュな働き手が不足しているのもまた事実です。日本の経済成長を支えてきた縁の下の力持ちである中小企業の多くは近い将来、その影響に向き合わざるを得ないでしょう。
日本が長い時間をかけて勤勉に築いてきた経済基盤がいま、脅かされている・・・。
そのような危機感を抱かざるをえません。
そこで私は考えました。DSI の企業理念である「アジアとの共存」に基づき、これまで培ってきたベトナムを中心としたネットワークを、我が国の経済成長のためになんとか役立たせることができないか、と。
弊社は、生産コスト削減の観点と高い成長性という面から、いち早くベトナムに注目し、ベトナムの人材を活用したアウトソーシングを実践して参りました。ここ数年、経済成長著しく、東南アジアの優良児と言われてきたベトナムは、人材力という面でのポテンシャルが高く、成長スピードは未知数です。世界同時不況の影響を受けてはいますが、早い時期に回復して、再び高い経済成長を遂げるのは間違いありません。
現在日本では、各企業が、生産コストの更なる削減を図るとともに新規市場を開拓・拡大すべく奔走しています。ベトナムに潜在する優れた能力は、これらの課題をクリアする原動力になると我々はとらえています。ベトナム人の能力開発に貢献しながら優れた人材を発掘し、活用すれば企業の収益力拡大につながるでしょう。さらにいえば、こんな時期だからこそ、成長性の高いベトナム市場は注目株です。そこにビッグビジネスの芽が息づいている可能性は大です。
弊社は将来にわたり、アジア各国の優位性、国民性、成長性をふまえ同様の展開を行っていく考えです。人材と技術の交流を積極的に行い、経済力、技術力ともに互いに高めあう、そしてアジア全体の飛躍を世界経済の活況につなげる…弊社はこれを使命と心得、事業展開を進めていく所存です。
















