ベトナム流
「手先が器用」を「創造力」にシフト!
Update 09.07.08しかし、そんなものがなくてもベトナム人はやすやすと、ほとんど本物と見まごうばかりのステッカーを作りだしてしまったというわけだ。中国では2~3年前、日本やアメリカの人気キャラクターを真似た「つもり」の、本物とは似てもにつかぬ着ぐるみが闊歩するテーマパークが話題になった。同国では、テレビアニメが海外から持ち込まれると、即座に模倣キャラクター製品も出回るという。しかし、そのほとんどが「なんちゃって」の域を出ていないとも聞く。
ベトナムの場合、そのような「模倣レベル」とはワケが違う。本家本元の関係者が見ても、関心するほどの出来栄えなのだ。
この話を聞きながら私は、ベトナム人というのはなんと器用なのかと感心したものだ。
当社のスタッフの多くも、アプリケーションの扱いなどを教えると実に器用に短期間に覚えてくれる。こうした特性がさらに創造性に結びついていけば、さらなる人材力の底上げにつながるのではないかと、改めて思う今日このごろだ。
T.O 記
中国製のHONDA!?
Update 09.07.06ベトナムにオフィスを構え仕事を始めたころのことだ。以下はベトナムに滞在する日本人の知人から聞いた話だ。
日本から、HONDAの関連事業に携わる男性がベトナムにやってきた。まず最初に驚いたのが、道路はどこもかしこもバイクだらけ、それもほとんどすべてといっていいほど、HONDAのバイクが走り回っているという点だったそうだ。
噂には聞いていたが、これほどまでとは…驚きつつも誇らしい気持ちで数日を過ごしたという。
しかし、彼は、その誇らしい気持ちを180℃覆される現実に直面することになった。
あるとき街を歩いていて、ふと道端に留めてあるバイクに目が入った。案の定、HONDA製だ。微笑ましい気持ちになり、さらに近付いてよく見てみると、驚いたことに、それは察するところ中国製。見回せばあたり一帯に止めてあるバイクほとんどすべてが、中国製か国産のバイクだったそうだ。
HONDA製を証明するはずのステッカーが貼ってあるというのに…。なんとこれが実に精巧にできた「模倣品」だったのだ。ステッカーを作るには、本来なら当然、企業秘密の機器や型を使用する。もちろんこれらは門外不出のものだ。
T.O 記




