株式会社DSIの手がけるベトナム進出支援コンサルティング

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TOP経営コンサルティング経営の専門家ベトナムオフショアベトナムの優位性代表挨拶

コラム@DSI
ベトナムオフショア指南

DSIの歩み①
~アジアをベースにビジネスを
ベトナムでの会社設立手続きは日本と比べて大変? ベトナムのビジネス環境を多角的に読み解く サービスオフィスの原型「コスト&フィー」 業種と進出先を選ぶ
DSIの歩み②
~「日本企業」がハノイで事業運用
「外資」という存在 現地監査法人による、ずさんな税務申告 オフショア≠外注・請負 ベトナム人の「能力」と「特性」について
人材活用術
人材教育をアイデア活用で ブリッジエンジニアの育成 人材を的確に運用するための3つのポイント 事業拠点に選ぶ国の基準~東南アジア各国の「気質」「風土」「言語」
品質マネジメント
方位磁針の設定を誤るな 読む気になれないトリセツ≠マニュアル 「人間力」の日本VS.「マニュアル力」の欧米人
異文化間コミュニケーション
ベトナムオフショアで直面した言葉の壁  「コミュニケーション」=「和気合い合い」という誤解  異文化間コミュニケーションの法則

アントレプレナー応援コラム
ベトナム流
V-StaffのOJT日誌

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ベトナムオフショア指南


人材活用術

日本企業はしばしば、オフショアの人材活用面で苦慮しがちです。日本では、宗教や民族などの違いが極めて少なく、また島国であったことから、外部との接触を長い間経ってきたといった特殊な背景が起因しています。文化や宗教、教育システム、言語、慣習すべてが違う環境に生まれ育った人間を日本企業のシステムにあてはめて運用するのは並大抵のことではありません。しかし、つぼさえ押さえれば、克服できない問題ではないのも事実です。


- 人材教育をアイデア活用で -

ベトナム人技術者の作文添削
 Update 09.11.13

日本にいる間、ロジスタッフのThuyさんには、他のベトナム人スタッフの作文の添削もしてもらいました。専門技術者として採用され、現在日本で研修中のベトナム人材の日本語力はThuyさんと比べて高くありません。
作文添削は、そんな彼らの勉強になったと同時に、Thuyさんにとっても、おかしい日本語文章をわかりやすい文章に書きかえるという作業が、日本語力ブラッシュアップの機会となったことでしょう。

※作文添削の履歴は、当社の名古屋オフィスで研修中の新卒ベトナム人スタッフの奮戦記「V-StaffのOJT日誌」で紹介していきます。

人材大手R社での新入社員研修に参加(3)
 Update 09.09.16

- その3

[Thuyさんの作文]

研修前、会社でのマナーが良く分かりませんでした。
例えば:
 ・電話応対の基本:決まり文句
 ・挨拶と言葉遣い
お辞儀の種類:会釈(軽い挨拶で上体を15度倒す)、敬礼(一般的な挨拶で上体を30度倒す) 、最敬礼(丁寧な挨拶で上体を45度倒す)
研修を通じて、ビジネスマナーの基本を理解出来ましたが会社で正しく使うため、様々な勉強をしなければなりません。
そのために、日本語の勉強に励むと伴に、先輩をよく観察して、マネして、身につけるつもりです。

この研修で最も良かったことは自分の課題が分かったことです。
ビジネスパーソンとしての基本姿勢で「第一印象を決めるもの」という講義がありました。
それは:
 1.表情:笑顔、視線…
 2.動作:姿勢、態度、歩き方
 3.身だしなみ:髪型、化粧、服装、靴、爪…
 4.挨拶-聞き方-話し方
 5.文字・文章の丁寧さ-簡潔さ
今まで、上記の五点を意識しなかったため、ビジネスマナーについては未熟者です。
これから段々改善できるように、一生懸命頑張ります。

この研修に参加させて頂き、ありがとうございました。

以上は報告でした。

人材大手R社での新入社員研修に参加(2)
 Update 09.09.14

- その2

[Thuyさんの作文]

1.挨拶と言葉遣い:
 職場の10大基本用語
  いらっしゃいませ
  いつもお世話になっております
  よろしくお願いいたします
  はい、かしこまりました
  少々、お待ちください
  大変お待たせいたしました
  恐れ入りますが
  申し訳ございません
  ありがとうございます(ありがとうございました)
  失礼いたします

2.電話応対の基本:
 電話応対の流れ
  電話応対する時、相手の顔が見えない上、聞き取れない場合もあるし、
  敬語を使い間違える場合もあるので、難しいと思います。

3.訪問・接客の基本
 名刺交換
 復習:
  全ての研修内容を復習して、チームでお互いにアドバイスをしあいます。
  (私は仕事に役立つアドバイスを貰いました)。
  最後に研修の内容・教え方についてのアンケートを書いて、
  研修の一日が終了。

人材大手R社での新入社員研修に参加(1)
 Update 09.09.11

Thuyさんには人材大手のR社が主宰する新入社員向け研修にも参加してもらいました。
日本の新人ビジネスマンたちとともに、密度の高い研修に2日間参加した彼女は、日本のビジネスマンが通常業務で求められる、会社員として必要最低限のマナーを学習。「ジャパニーズビジネス」の一端を知る機会としたようです。
研修で学んだことは、DSI社員の前でプレゼンテーションしてもらいました。
プレゼンの内容をThuy さんが原稿化したものを、3回に分けて紹介します。

- その1

[Thuyさんの作文]

研修名:ビジネスマナー研修

時間 :2008年/9月/12日中:9時30から6時30まで
研修の対象者:
トータルで18人参加しましたがそのうち17人は日本人でした。
外国人は私だけでした。
参加者は若い人だけかと思っていましたが
年を取った方もいて、びっくりしました。

午前中:
 ・自己紹介(全員)
 ・6人3チームを作り、チームで発表した後、一人一人発表した。
 チーム発表の内容は
  1)チーム名を決める:
    「道」というチーム名にしました。
  2)チームの目標:
    「ビジネスマナーの土台を作って、帰ろう」。
  3)目標達成のため、チームの約束:
    ・疑問を残さない。
    ・相手に聴く、聞く。
    ・しっかり勉強する。
  4)個人目標(個人発表):
  ビジネスマナーの基本を理解し、会社で生かすことが出来るように学ぶ。

午後:
・ビジネスマナー(ロールプレイング):
チーム内で各メンバーが練習する。

生け花教室で日本文化体験
 Update 09.09.09

日本で仕事をしながら、ロジ(通訳)としての能力を高める訓練を行っていたThuy(トゥイ)さんには、生け花教室にも通わせました。日本の文化に触れてもらうという目的はもちろん、業務と関係のない日本人と接するなかで、業務に特化した専門用語とは違うボキャブラリーを使った会話を経験してほしいと考えたからです。実際には、教室ではそれほど多くの会話を交わす機会はなかったとのことですが、日本の古式ゆかしき作法や生け花の型を学ぶことで日本の様式美を知るチャンスとなったようです。

以下は、活花教室で経験したこと、学んだことをThuy(トゥイ)さんがDSI社員の前でプレゼンテーションしたときの、原稿です。

[Thuyさんの作文]

活花について、
ベトナムでは、活花のような華道が無く、花を活ける時に、自分のセンスで自由に花を活けます。

殆どは花を花瓶に入れてから、形を整えます。

私、ベトナムに居た時、何回も家で花を活けたことが有りました。しかし、活けたものに対して、綺麗だと褒められたことが1回も有りませんでした。笑

それで、花を活けることについて、センスが悪い者だと思いました。
日本滞在期間に、活花教室に参加することが出来て、良い勉強になりました。

初めの参加した日に驚いたことがありました。
先生の説明で、日本の活花は伝統活花と現代活花があり、伝統活花がルールもあって、花材の寸法をきちんと測って、正しい角度で刺さなければななないということです。

数学を勉強しているような感じがして、花材は花、葉っぱではなく、見た目が枯れたような枝も使われたことで驚きました。
しかし、出来上がった物は感じが変わり、とても綺麗でした。

現代活花は伝統活花と違い、ルールがなく、自分のセンスで花を活け、それをした時に先生から「バランスがいいですね、よく出来ましたね」と褒めていただき、嬉しかったです。
では、自分は花にセンスが悪い者ではないと考えています。

活花について理解できたことについて、説明をします。
1)花を刺す時に、ルールがあれば、ルール通り刺すこと(立体、斜体、第一変化)。
2)花と葉っぱ等の花材の綺麗さを見せられるように刺すこと。
3)花の形を合わせて、場合によって、バランスを取るか崩すか決めて、刺すこと。
4)一番大切なことは花を刺す時に、見る人もその活花を見て、作者の意図したこと(気持ち、感覚)が分かるようによく観察しなければならないこと。

以上の4つのことが理解できれば、絶対活花が出来ると思います。

「日本流」を体験を通して学ぶ
 Update 09.09.07

ベトナム人材を日本企業が運用するオフショアビジネスのなかで機能させるには、「日本教育」が必要です。「日本教育」と一口に言ってもその内容は、さまざまです。日本語教育、日本の文化体験、日本人のビジネスマナーや仕事に対する姿勢への理解…。

2008年9月ごろから約10カ月、ベトナムの作業環境で通訳を担っていた2人の日本語通訳者に日本の職場で教育訓練を行いました。

この期間中、当社なりの「日本教育」を行いました。
ひとつが、日本の文化講座(生け花)への参加です。日本文化に触れ、日本の精神風土の有り様の一端への理解を深めてもらうのが目的です。講座内で使われる日本語を通し、日本的思考や、女性らしい言葉遣いを習得すること、業務と全く関係ないボキャブラリーを増やすことも狙いでした。
もうひとつが、人材大手のR社が主宰する新入社員向け研修への参加です。日本流ビジネスを理解してもらう一環として設定しました。研修の内容は、朝の挨拶から始まり、お得意様訪問時のマナー、名刺交換の仕方、ホウレンソウの大切さ、電話応対というものです。

- ブリッジエンジニアの育成 -

3パターンのブリッジエンジニア育成プログラム?

当社では、前出の事情からIT人材派遣事業はいったん中断し、社内で活用できる人材を育成する方向に切り替えました。オフショア開発に欠かせない、頼れるブリッジエンジニアの育成です。 現在当社では、3形態の人材にブリッジエンジニア育成のための教育訓練を行っています。

※ベトナムスタッフの教育訓練の様子は、彼らの日本語レッスンの資料、職場や社内行事での写真などとともに「V-staffのOJT日誌」で紹介しています。

③新卒エンジニア人材を日本の職場環境で教育
 Update 09.08.21

専門教育を受けた未知数の人材に日本語教育と、業務訓練を同時に行い「日本型エンジニアを育成する」のが目的です。技術系の大学を卒業した人材3人をベトナムで採用し、昨年1月から当社専属のベテラン日本語講師のもとで6カ月間、毎日8時間日本語教育をした後、日本に派遣。現在3年計画でOJT中です。日本滞在約1年後の現在、彼らの日本語は飛躍的に上達しました。業務のうえでも戦力となりつつあります。彼らの研修期間は3年間の予定。引き続き今後の成長に期待しているところです。

②専門技術者+日本語教育
 Update 09.08.19

専門技術者の日本語会話力を上げて日本人スタッフとの業務上の確認をスムーズに行い、作業の注意点などをハノイ側のオペレーターに正しく伝わるようにするのが目的です。専門技術者としてDSI-Vにおけるオフショア業務で業務の核となっていたスタッフを日本に派遣し、日本人スタッフとともに働きながら業務に必要な日本語を身につけてもらおうという試みを行っています。

昨年1月から、3年計画で当社の東京オフィスにおいてOJT中です。このケースでは、業務経験が長く高い技術を有するものの38歳という年齢から、日本語を習得するには心配があります。日本派遣前に6カ月毎日8時間の日本語教育を行い、日本語検定3級に合格していますが、業務をするうえでは不十分です。日本で勤務することでどのくらい日本語能力が伸びるのかを試すのが目的です。

①日本語能力+技術教育
 Update 09.08.15

日本語会話が堪能なスタッフに技術教育を施し業務内容について詳しく知ってもらうことで、作業指示内容が正しく伝わるようにするのが目的です。

ハノイのDSI-VオフィスにはLogistics(通称「ロジ」)と呼ばれる通訳スタッフが通常7~10人常駐し、日本からの作業指示をベトナム語で現場のオペレーターに伝える役割を担っています。彼らは大学で日本語を専攻し、日本語検定2級資格を持つ日本語の実力派です。

しかし、技術用語と、指示されている技術的文章を理解できないため適切な通訳ができず作業内容に支障をきたすことがあります。そこで、ロジ・スタッフに日本の職場環境で実務に携わってもらいながらCAD等のスキルを教え、作業への理解を通訳に生かしてもらおうという試みです。


ベトナムのIT人材の活用度は?

DSIは2000年ごろ、ベトナム人材を必要とする日本企業に派遣するビジネスを展開するつもりでした。ちょうどインド、中国をはじめとしたIT技術者の派遣が日本で活発に行われていたころのことです。ベトナムの人材は人件費が安いことからも、ニーズがあったのです。しかしその事業は中断しました。これには2つの理由があります。

②同一賃金・高レベルの日本の高専卒人材
 Update 09.08.13

IT技術者の報酬月額の相場はインド人なら約80万~100万円、中国は40~80万円、ベトナム人材は30~40万円です。

相場は技術レベル+コミュニケーション能力に基づくもの。インド人は技術の高さに加え英語が堪能、中国人はインド人よりも能力は低いといわれますが日本語が堪能です。これに対し、ベトナム人材は両国の人材に比べて技術力が低く、そのうえ英語も日本語も彼らより不得手です。つまりIT人材としては「安さ」以外のセールスポイントに乏しいと評価されています。

業界では日本の高等専門学校卒業者なら日本語で作業指示ができる分、雇用側(企業)の負担が少なくて済むという意見が多く聞かれました。同じ給与で同レベルかそれ以上のメリットや優位性があるなら、日本人をとるのは多くの企業にとって当然の選択です。

①日本語能力不足
 Update 09.08.11

10人のベトナム人を採用し、日本企業で長く日本語教育に携わった経験がある、当社専属の日本語講師のもとで6カ月間毎日8時間日本語を研修しました。日本語検定3級に合格後、日本の企業に派遣しようと考えていました。

しかし、彼らの日本語はかろうじて自分の名前と簡単な会話ができる程度。社内で、このレベルの日本語会話力を有するベトナム人を雇用するかどうかを諮ったところ「自分なら採用しない」という意見が大半でした。自社で使いたくないレベルの人材を派遣することはできないと判断しました。

※日本語検定を主宰する日本語検定委員会では3級を中級I(社会人・大学生・高校生)レベルとしています。3級合格と聞くと聞こえはいいですが、当社の経験からすると3級合格は少なくとも、日本企業の通常業務で通用するレベルではないようです。

Vスタッフ テキスト
←「社会人、大学生、高校生」レベルである日本語検定3級の合格者といっても、小学生1年生レベルのドリルの問題を解くのに四苦八苦します。

- 人材を的確に運用するための3つのポイント -

海外、国内を問わず、人を雇ってその能力を伸ばして業務に反映させ、双方がハッピーになるためには、3つの必須事項があります。それは雇う側が常に意識すべき姿勢、社会的義務と言っても過言ではありません。

③モチベーション
 Update 09.08.07

日本では「モチベーションがアップする」=「やる気が起こる」と理解されています。
モチベーションをアップするには2つの方法があると考えます。
一つは、教育訓練により、実務能力を上げ、仕事に対する意欲を引き出す方法です。CADオペレーターなら、たとえば新たな操作方法を習得すること。効率が上がることで、仕事は楽しくなります。生産性もアップし、昇給につながる可能性も出てくれば、俄然やる気もわいてきます。
もうひとつは、職場を、気分的に働きやすい雰囲気にすること。いわゆる「ノミュニケーション」等社員間のコミュニケーションを活発にする機会を多くもつことです。
とくに家族同士の結びつきの強いベトナムでは、家族参加の社員行事などが喜ばれ、会社と社員の結び付きを強めます。家族に、自分の息子や娘、兄弟姉妹の勤める会社を大切に思ってもらうことが本人のやる気を高める有効な方法です。

当社では、以上のポイントに沿い、メリハリのある人材育成プログラムを進行しています。
現在、ベトナムでは、人材教育機関の充実を求める声が国内外の企業から上がっています。国際ビジネスの場で通用する人材を育成するのは、ベトナムに進出した一日本企業としての責務でもあると感じています。

②教育訓練
 Update 09.08.05

いくら明確な言葉で指示をしても、それを聞いた側が内容を具体的に思い浮かべ、作業に落とし込めなければ意味がありません。指示内容を正確に理解するには、まずスキルを備える必要があります。これは、実際の業務のなかで、指導者が手本を示しながら繰り返し行うような訓練が効果的です。

たとえば、CAD等のアプリケーションを使った図化作業。ひとつの図形を描くには何通りかの方法があります。作業者が不慣れな場合、余分な手順で作業を行うため必要以上の時間がかかります。
こうしたムダを防ぐには、熟練者が、作業者が操作する後ろで手とり足とり指導することが必要です。

教育訓練は作業者のスキルを上げるとともに作業指示内容への理解を高め、業務効率を上げるという効果があります。

①的格なコミュニケーション
 Update 09.08.03

日本では「コミュニケーションが活発」というと「わきあいあいとした職場」「親身に相談にのってくれる職場の上司」といった文脈のなかで使われます。しかし、私の言うコミュニケーションは、先に述べた「私がして欲しいことを相手に的確に伝える」、つまり要求事項をシンプルかつ明確な言葉で指示するという行為を指します。コミュニケーションをスムーズにするには、相手のスキルやキャリア、また精神風土までをもよく把握していることが必要になります。

- 事業拠点に選ぶ国の基準~東南アジア各国の「気質」「風土」「言語」 -

 Update 09.07.31

最近、リーマンショックによる不況のあおりを受け日本の生産拠点を閉鎖し、中国やフィリピン、カンボジア等に移転し、価格競争力をつけて売り上げ向上を目指す企業が多いようです。国内の空洞化を懸念する声も聞かれますが、それだけ海外工場でも日本の製品としての生産能力があることの証でもあると思います。

それでは、IT系の業種ではどうでしょうか。
IT系のオフショアでは、インドか中国に進出したが、言葉や距離的な問題もありどうもうまくいっていないらしい。それなら、最近注目されているベトナムがよいのではないか…。そんな発想をおもちの方もいるかと思いますが、いま一度、あらゆる方面から情報を集め、メリット・デメリットをあげて入念に検討されるとよいと思います。

机上の検討結果ではA国のメリットが断然大きいが、B国にはつてを頼って人的ネットワークを活用できるというメリットがある、というケースでは、後者を選んだほうがよい場合もあります。

DSIの生産拠点を選定した際の候補各国の比較表

※DSI発足当時の各国の情報に基づく奥田の覚書より

上記は、DSI発足にあたりオフショアの生産拠点の進出先として私が候補に挙げた東南アジア諸国に対しての、私自身が評価した比較表です。コスト、オフィス、人件費の順位は、厳密なデータに基づいたものではなく一般的に言われているものです。

私自身の経験からは、人材活用のしやすさという面でいうと、英語が通じ、優秀な人材が多いスリランカが有力候補でした。しかし結局、コストや言語など克服すべき課題を補ってあまりある魅力の感じられた、ベトナムを選びました。1つは日本工営(NK)のハノイ営業所長(当時)から得た「ベトナム人の優秀さ、頭の良さ」、2つ目はNKの支局の人材やオフィス機能を活用できた点です。

ベトナムに進出する事業のアイデアがあり、仕事量が確保できる目途が立ち、ベトナム進出に向けた気炎が十分であっても、ベトナム国内には頼れるネットワークがない、というケースもあるでしょう。その場合は、信頼できるコンサルタントを選ぶことが肝要です。ベトナム進出を支援するコンサルタントの母体には、IT開発業者、旅行会社、監査法人などさまざまな成り立ちの企業があります。自社の方向性とニーズ、それに合ったサービスを提供できるかどうかを慎重に見極め、ぴったりのコンサルタントを選ばれることをお勧めします。

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